男の子の正しい性器の洗い方

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How to wash your genitals

 
 

 
 男性のペニスの洗い方。その基礎知識。
 小学生から中学1年生くらいの男の子のためのセクシュアリティ教育本――やまがたてるえ著『13歳までに伝えたい 男の子の心と体のこと』(かんき出版)の中で、「正しい性器の洗い方と包茎について」が記されていた。その内容を要約してみる。
 ただし、一部の文章で、私が補足している箇所があることを留意していただきたい。
 

ポイント1:男性のペニスの大きさは人によって違う

 

  • ペニスの大きさには個人差がある。
  • 大きいからいいとか、悪いというのはない。
  • 思春期は成長過程の途上であり、ペニスは思春期を過ぎても20代くらいまでは成長していく。
  • 他人のペニスと比べて悩む必要は全くない。
  • 形は左右対称ではなく、左右のどちらかに傾いて曲がっていることもある。
  • 成長期においては常に、自分の体を鏡に映して、身体やペニスの成長をチェックしておくことが大事。

 

ポイント2:お風呂は大事

 

  • 多少面倒くささはあっても、お風呂に入ることはとても大事。心と体の健康のために重要な行動である。
  • 体を清潔に保つ。
  • 体を洗ってさっぱりしたり、温かくしてリラックスできる。
  • 湯船に入ると血行が良くなる。
  • 鏡を使えば、体の状態や成長の変化がわかる。

 

ポイント3:ペニスを清潔にしよう

 

  • ペニスを洗って、雑菌を防ぎ、包皮炎を防ぐ。
  • ペニスの包皮を下げて洗い、成長期においては包皮が自然と剥けていく状態になる。
  • 汚れた手でペニスにふれないこと。

 

ポイント4:正しいペニスの洗い方

 

  • お風呂に入っている時にペニスの包皮を下げて洗う。毎回包皮を下げて洗うことで、それがストレッチになって剥けやすくなる。
  • ペニスの外側は石鹸で洗い、亀頭の部分は石鹸をつけないほうがしみない。
  • 包皮を下げて痛みを感じたら、下げるのを止めておく。無理して包皮を引っ張って洗わないこと。
  • 毎日剥いて洗うことを繰り返すことで、そのうち全部剥いても痛くなくなる。
  • 成長期で剥き始めてまもない頃は、包皮を下げて洗ったら元に戻して被しておく。嵌頓(かんとん)にならないように注意すること。

 

ポイント5:包茎に関する知識

 

  • 日本人の男性の7割が、ペニスは普段包皮につつまれていて、勃起した時に亀頭が出てくる状態。日本ではこれを「仮性包茎」と呼んでいる。
  • このいい方は日本人だけのもので、「仮性包茎」は正しくは包茎を指さない。
  • いわゆる「仮性包茎」は、通常のペニスの状態である。もちろん手術する必要はない。
  • 子どものうちは包皮がかぶったままなので、成長期のうちに包皮を自分で剥くことをストレッチとして実践し、それを毎日繰り返していれば、容易に剥けるようになり、悩む必要はない。
  • 成長期を過ぎても、包皮がうまく剥けず、痛かったりしたら、それは「真性包茎」の可能性があるので、泌尿器科に相談するのが望ましい。
  • 「真性包茎」の人はごくごく稀である。

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青沼ペトロのウェブサイト[男に異存はない。性の話。]より
 

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